「プロバイオティクス」という言葉をご存じですか。最近新聞等で実績が紹介されるようになりました。ヨーロッパを中心に研究が進んでいますが、日本プロバイオティクス学会では、予防医学の重要性の認識と抗生物質(アンチバイオティクス)治療の限界を背景に、人体内の腸内に存在する善玉菌(乳酸菌に代表される)を増やし腸内腐敗や発がん物質を生みだす悪玉菌を抑え免疫力を高め病気になりにくい体をつくる予防医学を推進するための研究が各所で行われ発表されています。4月24日には、ニチニチ製薬の鈴木義充研究員の加熱処理FK-23乳酸菌での腸管免疫応答調節についての発表もおこなわれます。学会のメインテーマは「ウイルス感染に対するプロバイオティクス」だそうです。