5月26日(土)
ちょうど本日、笠間からのミツバチ保護の作業をしたその日の夕方でした。
TBS「報道特集」で、農薬とミツバチ問題を本格的に取り組んで戴いていました。
日本の農薬問題、食物の4分の3は、「ミツバチ」他昆虫の受粉で果物・野菜・お米等に皆さんが食していることが、報道され、ネオニコチノイド系農薬の危険な状況が報道されました。
藤原養蜂場の会長、藤原誠太日本ミツバチの会会長、グリーンピースの方々も危険な農薬問題を語っていただき、皆さんの認識を広められたら、甲斐があったと思っています。
蜜蜂が、いなければ成り立たないのに、ミツバチを殺傷してしまう農薬が大切だという考えが本来逆なのです。”みつばちを大切に”保護してください。
グリーンピース・ジャパンの関根彩子様は次のように言っています。
土曜日のTBS「報道特集」で、ミツバチの大量死を引き起こしているネオニコチノイド系農薬の被害が取り上げられました。私も取材を受け、田んぼでのネオニコ系農薬の散布についてお話しています。
あとふた月もすると、田んぼには農薬を空中散布するヘリやドローンが飛び交うようになります。でも、秋田県のお米農家・今野さんは、「田んぼでのネオニコ系農薬散布はやめられる」と断言します。
そもそも、農家さんがネオニコ系農薬を使いたくなくても使わざるを得ないのは、カメムシに吸われた黒い点のある米粒が、1,000粒にたった2粒混ざっただけで米の等級が落ちるという、農水省の古くからある厳しい基準があるから。
でも現代の技術では、精米のときに黒い点のある米粒を簡単に取り除けるので、農薬を使う必要はありません。時代遅れの基準が見直されずにそのままになっているために、農薬がムダに使われ続けているんです。しかも、1,000粒に2粒という基準には、特に根拠がないということも農水省への調査で判明しました。
黒い点のあるお米は農薬を使わなくても簡単に取り除ける。厳しい規則に根拠はない。農家も自然に有害な農薬を使いたくない。消費者も安全なお米が欲しい。
厳しい基準に根拠がなかったと米農家の今野さんにお伝えすると「コメの厳しい検査基準には当然、客観的合理性があるものと思っていたので、根拠となるデータ無しに作られたと知ってとても驚いた」とおっしゃっていました。農家さんと消費者が力が合わせれば、この意味のないルールを変えられるはずです。
こんなご意見に賛同です。
どうぞ皆さまもご理解の上、ネオニコチノイド系農薬の禁止を訴え、自然界の回復を願いたいものです。